2007年08月22日

グランプリ決定!

世界とこどもと映画祭、見事グランプリが決まりました。

グランプリ
『ピンチクリフ・グランプリ』

準グランプリ
『鉄人28号 白昼の残月』

審査員特別賞
『鉄の子カナヒル』


最後まで子供たちががんばって決めたグランプリです。本当に皆さんありがとうございました。  

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2007年08月16日

こどもマチグワァー劇場ができるまで

先日の大雨で流れた『こどもマチグワァー劇場』。このままで終わるにはもったいないと言うことで、8/16(木)に、ほぼ一日使って建込みから上映まで、実行したのであります。もちろん、予定通り映写機は我らがシンボル「エイガロボ」が担当。内部に3400ルーメンのビデオプロジェクターと、パソコン並の電子頭脳を埋め込まれ、見事に上映に成功いたしました。いやあ、よかった、よかった。

映画館は遠くから観るとまるで巨大なサッカーボールを半分に切ったような外観。設置されたのは桜坂劇場の真正面にある希望ケ丘公園です。ここを会場にしたのは木陰があるので、熱中症にならずにすむということと、秘密基地の雰囲気がでるのではないかと言う演出です。もちろん直射日光を避ければ、窓が開いていても昼間の上映が可能になるという利点もあります。木陰とはいえ、風を通さないと蒸し暑くてかなわない。

この劇場の作りはユニーク。正方形のベニヤ板を、ボルトでつないだだけ。これが綺麗に丸くなり、そのテンションだけで意外としっかりしています。卵の殻といっしょですね。子供たちには簡単なネジ止めと、外装の色塗りをしてもらいました。その後、大人5人でゆっくりと丸めていきます。この時無理に曲げると板が割れるので、均等に丸めるのがミソ。子供たちに手伝わせると、無茶をするのでドキドキです。

とはいえ、劇場の枠作りは意外とあっさり。問題は穴を塞ぐこと。折からの強風で風も強く、困難を極めながらもどうにか完成。《エイガロボ》は大きすぎて中に入れないので、大きな窓からのぞき込むように上映となりました。しかも構造上、小さな隙間しかないため、中に入れるのは子供だけ。本当の子供のための劇場です。お父さん、お母さん、取材のみなさんは外から鑑賞するというスタイルに。

写真の左側は内部を前から撮影。映写中のロボが、のぞき込んでいるのが見えますね。写真の右側は背後からの撮影。白い布を貼っただけのシンプルなスクリーン。風に揺れたり、微妙な木漏れ日が差し込んだりして、これはこれで味わい深い映像が見れます。上映作品は子供たちがワークショップで作ったアニメと、沖縄県芸の提供による高校生制作の線画アニメ。

《エイガロボ》の内部にはなんと電子頭脳が埋め込まれています。こども達もお手伝い。完成後は子供たち自ら「お客を呼んでこよう!」と劇場の入り口にかけていきました。かわいいものです。というわけで、1日限りの映画館は無事に役割を終えたのでありました。



この劇場の制作にあたっては、非営利活動法人 エコ・ビジョン、非営利活動法人まちなか研究所わくわくのスタッフの皆さんのご指導、ご協力がありましたことを、お礼にかえてお知らせいたします。


ディレクター真喜屋
  

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2007年08月02日

こどもマチグワァー劇場



本映画祭の目玉とも言える。こどもマチグワァー劇場の完成予想図です。
実際はペイントが施されてもっとかわいらしくなると思います。
小屋はベニヤ板をボルトで止めただけの不思議な建物です。
森の中の秘密基地のようなイメージ。

上映される作品は、現在子供たちが作っているアニメーションと、応援アニメがやって来ます。
定員10名前後の劇場で、10分程度の作品を観ることになりそうです。

協力してくれたのはNPOまちなか研究所わくわくと、NPOエコ・ビジョンさん。この劇場は簡単に組立解体ができるので、夕方以降は、にぎわい広場(元第二公設市場)に移動しての上映会もおこないます。
皆さん遊びに来てね!  

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2007年07月27日

7/28(土) いよいよ開会式

遂に始まる『世界とこどもと映画祭』。初日は沖縄タイムスの人気キャラクター、ワラビーも登場。12:10からオープニングセレモニーを行います。皆さん来てね。
そして、『世界とこどもと映画祭』の観客、先着50名様には、カワイイワラビーグッズもプレゼントいたしますよ。  

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2007年07月27日

巨大看板あがる!

開会式を明日にひかえた7/27日、桜坂劇場がほこる幅3.6mの手書き看板が掲揚されました。ちょうど今日から始まったもう一つの映画祭。ショート・ショート映画祭の観客も、看板をあげる様を見ていました。看板を描いてくれたのは喜納景昭さん。さすがベテラン、チラシやポスターと寸分たがわぬ大迫力の看板ができました。
劇場にはいらすとを描いてくれたカニメガさんも来ていて、看板の掲揚を見ていました。


また劇場内にはカニメガさんが自ら着色したエイガロボの絵本も登場。劇場内のカフェCha-gwaにて手に取って読むことができます。  

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2007年07月19日

はじめに

世界 + こども + 映画祭 = ?
子どもたちに見て欲しい映画を集めて、毎年行ってきた『世界こども映画祭』。今年から装いもあらたに名前を変えてみました。ちょっと長い名前ですが、これには意味があります。十人十色と言うように、世界には様々な個性に満ちています。世界は一つでも文化はいろいろ、人もいろいろ。みんなに個性や役割があって、それぞれが出会うことで物語が始まるはずです。世界があって、こどもがいて、映画祭がある。ただ子供のために用意された映画を観るだけではなく、それぞれが集まることで、何かが始まるような、そんなイベントになることを目指した映画祭。それが『世界とこどもと映画祭』なのです。

映画祭のシンボル【エイガロボ】登場
映画祭のシンボルとしてエイガロボが子どもたちをお出迎え。エイガロボは、かつて子どもたちのために映画を上映して回ったロボット。しかし、映画離れがすすんだため、子供から忘れられ電池が切れて動けなくなったという設定。しかし、映画ロボにはまだ映画を上映する機能が秘められているのです。子どもたちといっしょに、ロボを復活させるという物語が用意されています。

視界を広げる、様々な国籍と、映画技法
日本、イラク、ポーランド、ドイツ、モンゴル、ノルウェー、そして沖縄から全部で9本の作品が集められました。それぞれのお国柄が、そこに映し出されます。楽しさと映像の不思議を感じさせるアニメーション。芸術作品のような影絵の世界。ちょっと切ないモンゴルのドキュメンタリーなど、ふだん子どもたちが見慣れない世界がスクリーンに映し出されます。テレビではわからない、本だけでも見えてこない、すべてを知ることはできなくても、ちょっと視界が広がる。そんな出会いがここにあります。

版画家 儀間比呂志原作、初の映画化
版画家の儀間比呂志さんの原作『鉄の子カナヒル』が人形アニメで映像化されました。監督は映画の不思議に魅了され、ハリウッドに飛び出して修業を積んだ読谷村出身のクリエイター、比嘉ブラザース。9年という時間をかけて地道に作り続けた30分の人形アニメ。沖縄の二つの才能が結びついた本作は、沖縄の子どもたちに夢を与えてくれます。
■上映は『おやすみクマちゃん』との同時上映になります。
■初日は比嘉ブラザース、儀間比呂志さんの舞台あいさつあり。

究極の映画体験、こどもマチグワァー劇場が誕生
子どもたちに、より強力な映画体験を。ということで、映画祭の目玉は子どもたちと作る映画館。もちろん上映をしてくれるのはエイガロボ。NPOまちなか研究所わくわくの協力と、募集で集まった子供スタッフを中心に、桜坂劇場の外に映画館を作り、子どもたちとともに特別プログラムを上映します。  

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2007年07月19日

2007年07月18日

1週目 7/28(土)〜8/3(金)

こま撮りえいが こまねこ
2007/日本/60分+アニメ体験/カラー
監督:合田経郎

映画好きの猫の《こまちゃん》とお友だちが活躍する、かわいいらしい人形アニメ。不思議な雪男との切ない物語。セリフはすべて「ニャニャニャ〜」だけ。小さな子供から大人まで、不思議で優しい映像に浸れます。上映後はアニメ体験コーナー付き。


絵の中のぼくの村
1996年/日本/112分/カラー
監督:東陽一/原作:田島征三
出演:松山慶吾、松山翔吾、原田美枝子

『ふるやのもり』などで有名な絵本作家、田島征三さんが、子供時代に田舎で過ごした思い出を描いた名作。双子の兄弟が田舎で過ごした夏の体験がファンタスティックに描かれます。ベルリン映画祭銀獅子賞受賞作。


ロッテ・ライニガーの世界
1926/ドイツ/85分
監督:ロッテ・ライニガー

影絵は誰もが小さなころに遊んだことがある遊びではないでしょうか。20世紀の初頭に活躍したロッテ・ライニガーの映像はそんな影絵を芸術に高めた美しい作品ばかり。そんな手作り感覚のおとぎ話をお楽しみください。


1週目 時刻表
A:『こま撮りえいが こまねこ』
B:『絵の中のぼくの村』
C:『ロッテ・ライニガーの世界』
月日7/28(土)7/29(日)7/30(月)7/31(火)8/1(水)8/2(木)8/3(金)
12:40AAAAAAA
14:50BCBCBCB
17:20CBCBCBC
20:00BBBBBBB

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2007年07月18日

2週目 8/4(土)〜8/10(金)

おやすみ、クマちゃん(日本語吹替)
1975年/ポーランド/84分
原作:チェスワフ・ヤンチャルスキ

ポーランドで長年愛されてきたクマちゃんの人形アニメ。一話7分ほどの作品が10本集まっている短編集。台詞の奇抜さに笑い出す人も多いかわいい作品。小さなお子様でも楽しめます。
同時上映『鉄の子カナヒル』

鉄の子カナヒル
2007年/日本/30分
原作:義間比呂志/監督・人形アニメ:比嘉ブラザース

そして、儀間比呂志さん原作の童話『鉄の子カナヒル』を、ハリウッド帰りのウチナーンチュ兄弟が初の映像化。不思議な子供カナヒルが、鬼の世界に連れ去られながら、無事に帰ってくるまでを描いた楽しい、沖縄の童話。比嘉ブラザースは、特撮にあこがれ、大胆にもハリウッドにわたってプロの特撮マンとして働いた人たち。
同時上映『おやすみ、クマちゃん』


プージェー
2006年/日本/110分/ビデオ
監督:山田和也
出演:プージェー/その家族

モンゴルの草原に家族と暮らす少女プージェー。小さな身体で馬も乗りこなす自然児。しかし彼女が暮らす草原にも、都会の波が...。感動的なドキュメンタリー。今回は日本語がかぶさって同時に聞こえるボイス・オーバー版での上映。


友だちのうちはどこ?
1987年/イラン/85分
監督:アッバス・キアロスタミ
出演:ババク・アハマッドプール

友だちのノートを持ち帰った少年。返したいけど友だちの家がわからない。道の途中でおじいさんに長い小言を言われたり、さまざまな難関をのりこえて、少年は夜までにノートを返せるだろうか?日常的な題材が、スリリングで楽しいイランの映画。


2週目 時刻表
D:『おやすみ、クマちゃん』『鉄の子カナヒル』
E:『プージェー』
F:『友だちのうちはどこ?』
月日8/4(土)8/5(日)8/6(月)8/7(火)8/8(水)8/9(木)8/10(金)
12:40DDDDDDD
14:50EFEFEFE
17:00-E-E-E-
17:20F-F-F-F

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2007年07月18日

3週目 8/11(土)〜8/17(金)

ピンチクリフ・グランプリ
【吹替版:ビデオ上映】【字幕版:フィルム上映】
1975年/ノルウェー/90分
監督:イヴォ・カプリーノ

おかしな登場人物(動物?)たちが、夢のスーパーカーでチャンピオンを目指す。ノルウェーで一番多くの人に見られている作品だが、作ったのは家具職人。そんな手作りの温もりを感じるアニメ。吹替版、字幕版でお子のみの作品をごらんください。


鉄人28号 白昼の残月
2007年/日本/95分
原作:横山光輝 監督:今川泰宏
声:くまいもとこ/栗野史浩/矢島正明

昭和30年代。少年探偵の正太郎は、父の残した鉄人28号で東京の平和を守っている。しかし、鉄人も戦争の兵器として作られた機械だった。平和の意味と、戦争の傷跡を描き出す大ヒット新作アニメ。お父さんもいっしょにごらんください。


3週目 時刻表
G:『ピンチクリフ・グランプリ』【吹替版】
H:『ピンチクリフ・グランプリ』【字幕版】
I:『鉄人28号 白昼の残月』
月日8/11(土)8/12(日)8/13(月)8/14(火)8/15(水)8/16(木)8/17(金)
12:40G-GGGGG
14:50I-IIIIH
17:10H-IHIHH

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2007年06月14日

地下室でロボット作ってます。

この場合、地下というところがミソですね。密やかに進行していくドラマに私はワクワクしてます。ロボットは《こども映画祭》のシンボルとして思いついたものです。最初は派手な飾りくらいのイメージだったんですが、それはあまりに楽しくない。ただのハリボテを展示するのはワクワクするのは難しい。そう思った瞬間、ロボットにまつわる物語がね、ブワァワァワァーーー!と吹き出してきました。ちょうど劇場入り口のカフェにいたんですけど、ものの10分ほどで、その物語を絵コンテに書き上げました。

それは『その昔、映画は地下の秘密基地からロボットたちによって運ばれていました…』で始まる短い物語です。これを映画祭のイントロダクションとして宣伝に使おうと思います。物語の最後でロボットは動かなくなりますが、そのロボットは劇場前に再現され設置します。つまり、物語の続きが映画祭なのです。この物語を読んで劇場を訪れ、ロボットに出会った人は、自動的にこの物語の後半部分に組み込まれてしまうのです。

さらに言うと映画祭の後半、子どもたちとともに、このロボットを使ったイベントを行います。それでこの物語は完結します。子供たちといっしょに物語を作り上げる。これがこの映画祭のエンジン。バーチャルな物語が、生身の体験にすり替わる仕掛けなのであります。こんな映画祭はそうそうないでしょう。

映画祭は今、企画の詰めの段階ですが、すでに物語は動き始めています。それも桜坂劇場の秘密の地下室で…。なんか仕事をしてる足下で、ロボットが作られていると考えただけでワクワクしてしょうがない日々です。誓って言いますが、私は映画祭に来る子供より楽しむつもりです。
プログラム・ディレクター真喜屋
  

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2007年05月30日

こども映画祭 胎動

赤ハイビスカス毎年恒例のこども映画祭。桜坂劇場の毎夏恒例のイベントです。これまでは子供の好きな、あるいは子供に観て欲しい作品を集めるということで、映画プログラム中心の映画祭でした。今年は、ちょっと目先を変えます。劇場という空間を舞台にした体感できる映画祭。これです!

赤ハイビスカス映画を観るだけではヴァーチャルな体験でしかないということです。劇場を楽しんでもらう。これは体感できるリアルな体験です。そして桜坂劇場のコンセプトでもあり、映画好きの誰もが知っていることでしょう。楽しい場所で映画を観て、音楽を聴いて、おやつを食べる。ワークショップがそれに追い討ちをかけるように、さらなる世界を子供たちに提示する。逆に劇場スタッフも子供たちから、何かを教えてもらえるかもしれない。そういう祭を期待して、企画が動き始めました。今後の展開をご期待ください。

プログラム・ディレクター真喜屋
  

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